2010年3月11日木曜日
ユーロの憂鬱
米ドルはしぶとい。流石、世界の決済通貨である。2008年末では、米ドルはものすごい通貨安になると言われていた。ところがどうだ。米ドル円で85円すら割ってこない。米ドルは終わったいわれたものだが、まだまだ健在だ。米ドル円の下落に引っ張られて、豪ドル円や英ポンド円、ユーロ円も下落するが、どこかで、米ドルの独り負けとなり、対円通貨ペアは上昇に転じると予測されていた。実際は、ユーロが思った以上に弱い。欧州の経済が良くない。ギリシャ問題、ポルトガル問題など、いろいろなマイナス要素が続出している。米ドルがダメならユーロだといわれていたが、私的にはユーロをそれほど信用していない。最近の様子を見ていてやはりな、という感じだ。ともすれば米ドルよりもしまつに悪い。ユーロ圏の経済は各国で様々な様相を呈している。経済政策をどこに合わせていけばいいのか、判断が難しい。下手をすると経済格差を縮めるどころか広げることになり、ユーロから脱退する国もでるのではないか。世界経済が好調の時は、なんとかなっても不景気になった時に対応不能なのではないだろうか。FXでユーロに投資するのは心配である。ヨーロッパはもともとスローライフ色が強い。仕事に人生をかけることにそれほどこだわっていない。日本や米国との大きな違いである。比較的分かち合うという精神に則って生活しているようにも感じる。年収300万円程度で普通に暮らしている。日本ではその程度の年収では家族を養えない(実際は養えるのだが)。そもそも年収の低い男を一人前とは認めない。悪い習慣だ。しかも欧米の真似をして核家族に走った。そのつけで地域の連帯感が薄まっている。家を守る。墓を守る。という考えが日本人の倫理観を形成する要素の一つだ。もともと日本人はスローライフ色が強い民族なのではないだろうか。…、何を話そうとしていたのか分からなくなった…。まっ、いいか。